高断熱・高気密

建物をデザインするにあたり、大前提になるのが基本性能です。断熱性と気密性を高め、快適で健康な暮らしのために高性能な住宅を提供しています。

ハイスペックの断熱

基礎:FP板B-3・50㎜+75㎜
壁:ロックウール140㎜ 付加断熱グラスウール90㎜
屋根:グラスウール285㎜ 付加断熱

  • UA値:0.28W/㎡K
    Q値:1.1W/㎡

  • C値:0.3㎠/㎡

  • グラスウール285㎜ 付加断熱


構造

テックワンによる金物工法構造用集成材の軸組み+2x6パネルのハイブリット工法を採用しています。「木造住宅合理化システム高耐久性能タイプ」で(財)日本住宅・木材技術センター認定のP.B.F工法です。

道産カラマツ構造用集成材による木軸のグリッドフレームの間に2x6(38x140)のパネルをはめ込む工法。クレーンによる建て方作業で、現場の合理化(外作業の短縮)を図ることができます。2x6の外壁で軸間断熱は必然的に140㎜厚となります。また、長期優良住宅認定(耐震等級2)が標準仕様です。(認定はお施主様のご要望有の場合)

こだわる理由当社では、まずプランありきで、その後に構造を検討します。そのため、設計の自由度が高い工法を採用することで、より暮らしに寄り添った住まいを提供することができます。構造用集成材は技術が発達して、断面の大きな材をつくれることで、大スパンを可能にしています。

ホームコネクターによるラーメン構造近年、公共建築物でもなるべく木構造を使うという社会的な動静があり、大断面で大きな構造をつくるようになってきています。当社でも、色々な場面で架構をつくってきた技術が大開口をつくる基礎となっています。軸内にボルトを埋め込んで、専用の接着剤を注入して接合部を固定する工法です。一見金物がまるっきり見えませんが、相当の強度で接合されてます。

  • ホームコネクター

  • 大開口

建て方


デザイン

住宅をつくる基本は、性能とデザインです。
性能を担保しなければ、どんなに良いデザインでも暮らしづらい建物になってしまいます。
一方で、性能がどれだけ良くても、ただの箱のような建物の中で暮らすことを良しとするのか、
機能を満たしたデザインを持つ家に住みたいと思うかでは暮らしが変わります。
当社では性能も良く、デザインされた家に住んでいただくことを旨としております。

外観基本シンプルで、なるべく出入りのないように設計しています。当然、屋根は切妻の三角屋根になることが多く勾配屋根となりますが、雪が落ちないような素材(アスファルトシングル)で葺いています。フラットな屋根もシンプルにつくって、漏水のないように面を単純にしています。

大きな開口も特徴です。外壁には、板張り(道産スギ、トド松)、トタン、たて平、塗り壁(樹脂系やテラコート等)、レンガ積みなど、基本自然素材で構成しています。

建物の南側へは、なるべく大きい開口をつくります。お施主様がロケーションの良い土地を見つけてきて、必然的に大きな窓がほしいとなることも多くあります。そんなリクエストに応えたくて、これでもかというくらい大きな開口をつくることもありますが、ホームコネクターという特殊なボルト接合で技術的に可能になったため、構造的にも安心です。

ペアガラス、トリプルガラスを使用した樹脂サッシを使うことで、更に断熱・気密性を高めています。断熱・気密のスペックが高いと大きな開口があっても問題なく暮らすことが可能になります。

階段階段のデザインを見ると、その家をつくったつくり手の技量が分かります。階段の位置、構成、素材選びには毎回かなりの時間をかけてデザインしています。

落下防止にどうしても手摺が必要ですが、本当は無い方が良い時もあります。法規上の必要最低限をクリアしていれば、あとは暮らし方次第でご提案をしたいと考えています。

テーブルお施主さんのご要望で、食卓テーブルをつくることもあります。無垢の一枚天板を加工して、脚をスチールでつくります。おそらく次世代へ引き継がれて、使われていくことでしょう。


素材

住宅をつくるためにはどれだけのパーツが必要でしょうか。

基礎では地盤を固める砕石、弱い地盤なら杭、鉄筋コンクリート。
建物本体では木造では構造用木材、合板、下地材。
外壁では外装材、屋根では屋根葺き材。
内部では下地合板、石膏ボード、下地木材。
仕上げでは床材、壁、天井材(クロス、塗り壁、板張り等)が必要です。

当社では、できるかぎり北海道の材料で家をつくり、健康な暮らしを実現したいと考えています。

構造材道産カラマツの構造用集成材を使用しています。集成材の加工技術が上がり、大きな断面の材がつくれるため、大スパンの架構が可能になります。

フローリング床材の基本仕様は無垢フローリングです。道産材のナラ、タモ、ニレ等です。厚み15㎜の無垢材を使用するため、多少の傷など少し研磨すればきれいな元の状態になります。ワックスは身体に優しい蜜蝋のものを塗布します。

道南スギ:外壁材

レンガレンガは積むもの、タイルは張るものです。当社では江別市の米澤煉瓦の製品を使っています。野幌では煉瓦の原料となる土がまだ相当あるとのことです。地元にこんな凄い素材があるということに感謝です。

環境壁紙:室内壁紙
珪藻土:室内塗り壁
塗り壁の施工はお施主さんに参加してもらって一緒に行うこともあります。


暮らし

住宅をつくる目的は暮らしです。その土地でどんな暮らしをしていくか、どんな人生を送っていくか、それを叶える手段としての家づくりをわたしたちはお手伝いしています。

薪ストーブ家の中での楽しいアイテムのひとつが、薪ストーブです。冬は外の雪を眺めながら、ストーブの炎に癒やされる。暖をとる原点として、火を燃やすというのは生き物としての本能のような気がします。

住宅の建物に次ぐもう一つの主役は庭・外構です。戸建て住宅の最大の魅力は、一歩外に出られるということではないでしょうか。テラスドアを開くと、そこからはまた違う世界につながっていきます。


流れ

新築工事

  • 01.

    出会い家に対する考えをお聞きし、希望等を話し合います。

  • 02.

    基本設計工事概算価格提示

  • 03.

    仮契約
    実施設計契約この段階で実施設計料が発生します。/設計料(¥300,000)

  • 04.

    実施設計・建築確認申請

  • 05.

    実施図面・見積もり書提出

  • 06.

    工事価格決定工事請負契約/契約金20%(−¥300,000)

  • 07.

    着工着工時金/20%

  • 08.

    上棟

  • 09.

    屋根工事完了中間金/30%

  • 10.

    完成竣工検査

  • 11.

    竣工引き渡し最終金/30%(工事増減精算)

リフォーム工事

  • 01.

    リフォーム工事のご相談ヒアリング・現地調査

  • 02.

    リフォームの概要説明概算見積もり提示

  • 03.

    工事内容と工事費確認

  • 04.

    申し込み金お支払い申し込み金/¥10,000~30,000

  • 05.

    実施設計積算・見積もり書提出(建築確認申請提出)

  • 06.

    工事価格決定・工事請負契約契約金/20%

  • 07.

    着工着工時金/20%

  • 08.

    木工事完了中間金/30%

  • 09.

    完成竣工検査

  • 10.

    竣工引き渡し最終金/30%(工事増減精算)